エコサートについて
エコサートとは
エコサートはフランスのトゥールーズを本部とする世界最大の
有機認証機関の一つです。
1991年に有機農法(オーガニック栽培)の認定の専門機関として設立されました。1994年に
最初の海外支店を設立、現在は世界各地26のオフィスを拠点にして、
158か国(2021年現在)で有機農産物の他に加工食品、畜産物、化粧品、
コットン、ペット用ケア製品など様々な分野で有機認証を行っています。
エコサートについてはこちら
https://www.ecocert.com/en-US/home
厳しい審査とグローバルなブランド力
エコサートの有機農法認定を受けるためにはまず土壌改良のため、最低3年間は化学肥料、除草剤、合成化学農薬の非使用が義務付けられます。
その後、植物の栽培を開始するので、申請から有機認証を受けるまでに数年かかる事もしばしばあります。
また農地だけでなく集荷場所、保管場所、種子管理から広告物まで多岐にわたる厳密な基準をクリアしなければなりません。
認証は毎年一回の検査に加え、土壌の抜き打ち検査が行われることもあります。この厳しい検査に合格した農産物や商品だけがエコサートのマークをラベルに表示することが出来ます。
エコサートの試験は最も厳格な審査で世界中に通用する信用度があり、日本のJASやアメリカのNOPと同等の認定が証明されています。
エコペットケア
EU内でペット用ケア製品に関する基準がなく、消費者が正確な情報を得ることが難しかったため、エコサートは消費者および動物業界の専門家たちとともに2017年に『エコペットケア』を制定しました。
有機農法およびナチュラル化粧品に関する豊富な経験を元に、以下の原則を反映させてエコペットケアの基準は定められました。
規定を作ることにより、出来上がった製品だけでなく、製品が出来るまでの全製造工程の品質基準を定義づけることで環境保護へとつながります。
同時に製造業者や販売業者が環境に優しいナチュラル製品、オーガニック製品の製造・販売をしやすくなるようサポートする事も出来ます。
ECOPETCARE STANDARD エコペットケアの目的と原則
天然由来および再生可能な原材料の促進
オーガニック農法由来の資源の促進
環境にやさしい成分の促進
消費者への透明性およびトレーサビリティの確保
品質管理に関する大胆な意識改革
※上記はエコペットケアの原則から一部抜粋しています。詳細はこちらをご確認ください。 http://ecopetcare.ecocert.com
Act for the sustainable world 持続可能な世界のために
世界を取り巻く環境は変化し続けています。
生物の多様性、気候変動、限りある資源の活用、環境保護は重要な課題であり、私たちは今までのやり方を改善していく必要性に直面しています。
大きな課題ですが、この状況を乗り越えるためにエコサートは『認証』と言う手段を取りました。
環境に配慮した製造方法、天然資源の適切な管理、高品質で安全な製品を認証することで『持続可能なモデル Sustainable model』を促進しています。
エコサートは、特に環境への影響を最小限に抑えるため、製造方法、工場の清掃に使用可能な商材、包装素材、使用禁止成分など厳しい基準を設けています。
ECOPETCARE ORGANICは『エコサートグリーンライフ』が管理しています。
規定に関する詳細はこちら http://ecopetcare.ecocert.com